患者のための最新医学パーキンソン病 改訂版
- 価格
-
1430円(税込)
- 著者名
- 織茂智之(監修者)
- ページ数
- 128
- 判型
- A5判
- ISBN
- 978-4-471-40833-6
『パーキンソン病診療ガイドライン2018』対応。
患者さん、そのご家族が本当に知りたい、パーキンソン病の最新知識
患者のための最新医学シリーズ『パーキンソン病』の改訂版。2013年初版刊行時、約10万人だった患者数は、高齢化に伴い年々増加し、現在では約15万人といわれています。これは神経変性疾患では、アルツハイマー病に次いで多い数字。とはいえ、パーキンソン病は、う新薬の開発はもちろんのこと、iPS細胞を使った再生医療、遺伝子治療などの研究も進んでおり、今後の研究の成果が期待されています。2018ガイドラインに対応、公的支援制度も見直し、いま一番新しいパーキンソン病の本です。
『パーキンソン病ガイドライン2018』対応の最新版
2011年版から7年ぶりに行われた、ガイドラインの改訂。最新治療はもちろんのこと、国際的な診断基準・画像検査など、全般にわたって変更されました。患者さんが最も知りたい、検査や治療法を最新の情報とともに詳しく解説。分類が大きく変更となった抗リウマチ薬の情報もアップデートしました。
パーキンソン病と、共存して暮らしていくための方法
患者さんが病気と上手につき合いながら、安心して暮らしていくためのHow toもていねいに。歩きやすく、転びにくい環境作り、食事や入浴のこと、着替えや排泄のことなど、サポートするご家族の皆さまにも、すぐに役に立つ情報を紹介しています。
目次
第1章 パーキンソン病についてよく知ろう
第2章 パーキンソン病の検査と診断
第3章 パーキンソン病の薬物療法
第4章 パーキンソン病の運動症状をどう治療するか
第5章 パーキンソン病の非運動症状をどう治療するか
第6章 運動昨日の回復と維持に役立つリハビリテーション
第7章 患者と家族のための日常生活のケアとポイント
第8章 療養生活を支える公的支援制度
・パーキンソン病をさらによく知るためのQ&A
・索引
神経性疾患では、
アルツハイマーに次いで患者数が多いとされるパーキンソン病。
初版刊行当初(2013年)10万人だった患者数は、
高齢化に伴い、約15万人にまで増えています。
とはいえ、パーキンソン病は、適切な薬物療法で症状をコントロールしつつリハビリを行い、
上手に共存しながら暮らしていくことが十分に可能な病気です。
新薬の開発、iPS細胞を使った再生治療、遺伝子治療の研究なども進んでおり、
今後の研究の成果も期待されています。
前向きに治療に取り組んでいる患者さんとご家族が、
新しく、正しい知識を得て、理解をより深めていただける1冊です。