宮坂 幸奈 正面写真

書店シェア1位の誇りと責任

宮坂 幸奈

日記事業部 入社4年目

徹底的にお客様目線で

当社の手帳が長く愛される理由は、現状に慢心せず、良い商品を提供し続けているからです。初めて担当した2つの新商品『1年日記』『シンプルダイアリー』は、「初心者でも挑戦しやすい・続けやすい日記」を目指しました。簡潔で書きやすいレイアウトを追究し、ズボラでも簡単に埋まる文量や、書かなくても可愛い付録や紙面を意識。ハードルを下げ「手軽で必要最低限だけれど、充実の内容」に仕上げました。表紙はデザイナーと何度もやり取りし、ひとつの商品につき30案ずつ出していただいたことも……。試行錯誤の連続でしたが、店頭に並んだときの喜びは忘れられません。電子化が進んでも、「書く、残す」という行為は人を支えてくれる大切なものだと思います。それに携われることに誇りを感じます。日常のちょっとした気付きを残してもらえたら嬉しいです。

お客様の人生を支える商品を

商品を製作するうえで軸としていることは「とことんこだわり、絶対に手を抜かないこと」です。「たった1冊」の手帳が、お客様の1年、数年、数十年を側で支えるものになります。毎日使うものだからこそ筆記にストレスを感じないように、何百通りものデザインや構成だけでなく、0.1㎜の罫線のズレやわずかな色のちがいも見逃さないことを大切にしています。
〆切厳守のうえ、1月始まりの手帳だけでも一人約25点の商品を同時進行で担当するため、実務面では苦労することも多くあります。しかし、「10年日記が5冊目です」とお手紙をくださる方もおり、完成した商品がお客様の手に渡り、「お客様の人生を支え、寄り添っていく」と思うと、本当に素敵な仕事だと実感します。

もっともっと良い商品を

日記事業部の目標は「継続的な商品改良と新商品の開発、サービス強化」です。より良い商品をお客様にお届けするため、毎年すべての商品のリニューアルを検討します。中には気づかれないような小さな改良もありますが、常にお客様目線で、使い心地の良い商品を追求することにこだわっています。書店シェア1位にあぐらをかくのではなく、常に前向きに良い商品や新しい商品価値を提供「し続ける」。そんな向上心のある方は日記事業部に向いていると思います。
商品のジャンルごとに3つの製作チームに分かれ、一人一人が担当商品を持ちますが、チーム内外の先輩方に相談しながら働くことのできる、温かい環境です。これからも長く愛される商品をつくるとともに、新規のユーザーの方にも喜んでいただけるように努力していきます。

1日の流れ

日記事業部・宮坂幸奈の1日の流れ。午前9時出勤。メールチェックをして1日の動きを確認。午前10時校正。掲載内容に誤りがないかデータベースとつきあわせてチェック。午後12時昼休憩。午後13時から入稿作業、ミーティングなど複数の業務を同時進行で行う。午後18時退勤。

キャリアプラン